改正建築基準法と換気
Q、建築基準法が改正後に作られた新しい家は、なぜ換気が必要なのか?
2003年に建築基準法が改正され、室内の空気が2時間で入れ替わるように換気設計がされている。
これは、シックハウス病というアレルギー性の病気が新築で増加したためで、
クロルピリホスが禁止され、ホルムアルデヒドが放出量で規制がされたが、
ほかの揮発性有機化合物が規制されていないので、換気をしてごまかしているだけ、
このことは、注意しなければならないことである。
建築基準法では、私達の健康よりも、建築業者の利益が守られているだけなのです。
建築基準法の住宅基準は
Q、結露最大の問題点は?
湿度が高いことにある。高い湿度はカビを増加させることになり、カビからのニオイがでるのと、
カビの胞子が出て空気を汚すことになる。
湿度が高くなる原因は、室内に人間が一人いると一時間に100~150gの水蒸気を出しているので、
人が室内に多くいればいるほど水分は増えていく、さらに睡眠中は一晩で300gの水蒸気が出ている。
湿度を過剰に高くすることは、加湿器病とよばれる過敏性肺炎を招くことがある。
湿度が50%になるとカビが増加して、70%を超えるとダニが増加する。
加湿器はフィルターにカビが増加しやすいので、まめに掃除をしないとカビを撒き散らしていることになる。
Q、キレイな空気の3大要素は?
- ニオイがしない
- 湿度が高くない
- ホコリがない
こととされているが、ニオイをごまかすために、芳香剤などをおくことは、
逆に空気を汚すことになる、芳香剤は界面活性剤とエタノールからなっている。
エタノールはアルコールであり、アセトアルデヒドを含んでおり、
からだに取り込まれるとアセトアルデヒドはマスト細胞を刺激してヒスタミンを分泌させる。
服の保存にパラクロピルベンゼンやヒレスロイド系の防虫剤をいれていると、
空気を汚していることになる。
建築基準法に対応していても、新シックハウスの問題があるのです。
空気スッキリ元気な暮らしより:空気の質を人に大切と伝わるには、なにが必要か?悪者はだれか?