シックハウス対策仙台センター

よく頂く質問

アセトアルデヒドはどこから

Q1シックハウスの原因となるVOCは体のどこから入ってくるのか?

人は呼吸によって、一日で大人は空気を15平方メートル、重さにして20キロ、

子どもは9.2平方メートル、重さ約10キロを体に取り込んでいる。

一番多いと思われる食べ物では、大人で2キロ、子どもは1.2キロ程度である。

そして、口から肺に入り、血液に直接取り込まれる空気に対して、

口から胃に入り、肝臓というフィルターを通り血液に取り込まれる食べ物では、

空気の方が食べ物よりも影響が大きいのがよくわかる。

VOCの発生源はさまざまであるが、主な発生源は、室内の面積で一番大きいカベに貼られた

ビニールクロスである。

ビニールクロスは、石油から精製された塩化ビニールをベースに、搬入や施工を容易にする為に、

可塑剤が用いられている。

この可塑剤は、

フタル酸エルテル類、主にフタル酸ジ‐n‐ブチル、フタル酸ジ‐2‐エチルへキシルが用いらており、

これらの物質は環境ホルモンされており、環境先進国のヨーロッパでは、

子どもが使用する可能性がある製品に使用することが禁止されているほど危険なものです。

さらに4LDKの住宅を建築する際、壁紙を貼りつける際に使用される接着剤は、

約36キロ、灯油缶(一斗缶)2缶分で、

さらに、全体では使用される接着剤の量は200キロ、ドラム缶一本分にも及びます。

これでは、接着剤に囲まれて生活しているのも同然と言えます。

接着剤からは、常にアセトアルデヒドが放出され続けています。

 

アセトアルデヒドは必須VOC

Q2、必須VOCになっているVOCはなに?

2004年に厚生労働省が指定した13物質のことで、それによる建築物への制限はない

 

アセトアルデヒドが新シックハウス問題に影響している。

 

シックハウス病への挑戦より:シックハウスになるVOCの発生源とVOCの種類を知る。